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社会人になって人間関係に悩みうつ病が発症

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学生時代までは、どんな人とも仲良くなれる自信があるほど人間関係に対する悩みは一切なような順風満帆な人生を歩んできました。
そんな私が社会人デビューを果たした会社は、WEBデザインに関する企業で社内年齢は30代前半の社員が多い職場環境でした。

年齢も近いため、仕事だけでなくプライベートの時間にも一緒にフットサルに誘ってもらえるなど会社の人間同士にもかかわらずサークルの仲間のような感覚でとても人間関係に対する風通しの良い環境だなと魅力に感じるほどのものでした。

電卓と紙

stevepb / Pixabay

しかし、仕事が順調であればプライベートのお誘いも楽しいという条件付きのものに他なりません。
入社当初はまだ右も左もわからない状況ということもあり、先輩社員がつきっきりで指導をしていただけたこともありできなかった業務がどんどんできるようになり、活躍の場を広げているような自信を日々感じていました。そして、すべての研修が終わるとこれまでの雰囲気とは打って変わって顧客から受け取った要望に対する新規のWEB注文が入るなど即実践という環境でした。

ただ、研修で習ったことといえばまだ仕事の流れを触れた程度であり、実務に対する内容は全く学んでいませんでした。
にもかかわらず「とにかくやって覚えること」という指導方針である会社からは何も実務に対して指導をしてもらえず、毎日頭を抱えてデザインソフトの操作方法に困惑をしていました。わからないなりにも本を読んだり先輩の操作しており様子を陰ながらチェックして覚えるなど自分なりに努力をしていました。

しかし、わからない業務を回されたにもかかわらず他の仕事においても業務に対するやり方を一向に教えてもらえない状況に徐々に苛立ちを感じるようになりました。パソコンを主に扱う仕事をしているため、日々ストレスがかかっている状態。さらにお金を払ってもらっているクライアントには締め切り時間が迫っているなど毎日わからないことに頭を悩まし、さらには締め切りに追われるという日々から次第に気分の浮き沈みが激しくなっていきました。

これまで、それほどイライラしている自分とは想像ができなかったのですが、ちょっと自宅で飲み物がなかったり食べるものがないときには、必要以上にイライラとしてしまい、その怒りが収まらなくなることもありました。自分でマインドコントロールができない時もありましたし、そんな自分が嫌になってあとでひどく落ち込むようなこともあるなど自分が自分でないような感覚になっていました。

また、気持ちの不安定さは次第に夜の睡眠障害も引き起こすようになり、仕事で疲れているにもかかわらず全く寝ることができずに朝を迎える日も多くなりました。睡眠不足により余計に自律神経が乱れてイライライしたり、仕事でミスを連発するようになるなど周りに迷惑をかけてばかりの状況に陥りました。

次第に、「自分がいない方が会社も余計なトラブルに対処しなくていいのではないか」という自信暗記になることもありました。とにかく、ちょっとしたことで気持ちが極端に落ち込んでしまったり、楽しいはずの場所にいても心の底から楽しむことができず笑顔が次第になくなっていることに自分でも自覚があるにもかかわらず、どうにもできない状況が続きました。仕事に対しるモチベーションも下がる一方、「どうして自分だけがこんな目に合わなければいけないのか?」という過剰に自分が被害者であるかのような考えを持つようになるなど、自分が自分に対して疲れてしまう一幕もありました。

叫ぶ女性

Mandyme27 / Pixabay

とにかく精神面が落ち着かないことで、このままではいけないと思い精神科に足を運ぶことにしました。
結果は、うつ病と診断をされいました。うつ病といっても会社をその日から休まないといけないというものではなく、ましてや病気や怪我などではないので周囲の目からは異常がわかりづらいという側面もあり仕事は継続していきました。

ただ、仕事のモチベーションが上がらないためか自分からアクションを起こして営業に出たりすることもなくなり、受け身の仕事ばかりを回されるようになりました。こんな自分は自分ではないと何度も仕事をしている最中にこのような気持ちに襲われるようになりました。

とにかくこのような不安定な状態を脱するためにも、治療法を求めましたが私は場合は軽いうつ病であったため薬を使用せずに、生活習慣を改善するようにまずは医師から指導を受けうることとなりました。会社には、うつ病と診断された旨をまずは公開しその上で、治療の一環としてしばらくの間仕事の量を減らしてここの余裕を取り戻す必要があるということから、昼からの出勤にシフトを変更してもらい午前中はのんびりとした状況を体験した上で、仕事に向かうなどプレッシャーやストレスのできるだけかからないように、仕事の量を調整してもらうことで打つと向き合い治療してくことができました。

結果、今は以前よりも落ち込んだり楽しくなったりするような気分の浮き沈みはなくなり、通常生活を送れるようになりました。ただ、一度うつ病になると再発の恐れがあることから、今後は悩みを抱えたときには溜めこむ前に周りに愚痴をこぼすなど発散しておくことが重要だと学びました。

うつ病の間は、とにかく精神的に辛い時期でしたがあのような経験をしたからこそ二度とうつ病になりたくないという気持ちが強まり、危機感を持って生活を送れるように今ではなっています。

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