健康

知人のワガママさに衝撃を受けて

投稿日:

僕はうつ病にかかりました。
発症し始めたのは三年ほど前です。
今では周りの協力もあってかなり回復したと自分でも思います。
仕事も復帰できたのでとりあえずは皆さんにも感謝をしつつ、自分でも喜んでおります。
しかし、この三年間のうちでひどい時期はとても辛かったです。
それは発症し始めてから半年ほどたった頃でした。

友人関係とうつ病

手をつないている様子

そもそもうつになった原因とも言える三年前に何が起こったのかというと、それは信用していた知人の裏切りとも言える言動です。
その知人は出会ったのは10年ほど前で、仕事の繋がりでした。
最初は仕事がらみでしか会うことはなかったのですが、そのうち気が合うと気づきプライベートでも飲みにいくようになっていったのです。
それからしばらくは仲良くやっていきました。

しかしそれも5年ほどたった頃でしょうか、その知人が少しずつ変わっていったのです。
何となくなのですがワガママになっているような気がしまして。
あるとき飲みに誘われたとき、その日は僕は仕事が終わらずに会社から出れないということで断ったのですが、それに対しての反応が「仕事なんて後回しでいいでしょう。飲みにいく方が大事だよ」ということでした。
いつもならそんなこと言わずに「そうか、頑張れ」と言って終わるのに、意外な反応をされたことで僕のなかで少し知人に違和感を持ち始めたのです。

しかしそれでも一時的なものだろうと思い、それからは予定を合わせて飲みに行っていました。
ただやはり、会えば多少鼻につく言動があったりして、いつしか一緒に飲みにいくことを控えるようになったのです。
誘いが来ても断り続けていました。
たまにメールで悩みを言ってきたので、それに対しての相談にはメールでのってはいましたが、やはりそれに対しての知人の反応は自分勝手なことが多いと感じていたのです。

そして三年前に起こったことが、ついには人の命までも軽く見ているという印象があったのです。
そのときは久々の飲みの誘いでたまには良いかと思ってオーケーを出したのですが、僕に親戚の訃報が入り仕方なくキャンセルを言ったのです。
そのときの知人の反応は「なんで?そんなこと言って本当は女性も会うんじゃないの?」なんて疑われたのです。
それでも僕は本当だということを必死に伝えましたが、それでも知人は信じることはなく、挙げ句のはてには逆ギレされました。
しかも僕たちには共通の知人が結構いるのですが、その人たちに「あいつは人の約束を断って女性に会いに行く最低なやつ」と言いふらしてきたのです。
それが僕には衝撃でだんだんと気持ちが重くなってきました。

しばらくはその知人の行動が常に思い出されてしまい、まともによるも寝付けないほどでした。
何とか寝につけたと思っても目が覚めてしまって結局朝まで眠らなかったり、食事も喉を通らないという症状が出てきたのです。
次第に知人の過去の何気ない傷つく言動なども思い出してしまい、だんだんモヤモヤが増えていったのです。
その後は体も痩せ細ってしまい会社を休むようになり、しまいには退職を余儀なくされました。

ストレスとうつ病との闘い

曇り空

朝になっても布団から出たくもないし、だいたい起きても何をすればよいか解らないのです。
何をやってもそこに意味があるのかも解らないし、なんの楽しいことも見つからないのです。
自分でも気づかないうちにため息は増えていきました。
一日のうちでやることといえば、ただテレビをボーッとみて、何を感じることもなく時間を過ごします。
しょうがなくご飯を食べます。
全然美味しくないのです。
味付けどうこうではなくて基本的に食欲がわかないのです。
その頃は実家にいたのですが、両親も僕のために気を使ってくれました。
しかしその気を使ってもらっていることにも罪悪感を感じて自分を責めてしまうのです。
両親は気にしなくてよい、やりたいようにやっいても大丈夫と優しく接してくれるのですが。

一部の友人やもと会社の同僚からたまに連絡が入り心配をしてくれていることは感じていました。
しかしそんなありがたいことにも、僕はありがたいと感じなかったのです。
そのときはうるさいなとしか思っていませんでした。
僕のことなんかどうでもいいだろう、本当は。
そう勝手に思ってしまっていたのです。

一日のうちで外に出ない日も沢山ありました。
まず体が重いし足が前に進みません。
外に出ても何のメリットもないし疲れるだけなのです。
ちょっと歩けば息切れすることもわかっていました。

-健康

Copyright© うつ病克服クラブ , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.