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うつ病は治療しても回復の糸口が見えないです。

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私は18歳の時にうつ状態になってしまい、それから約20年間ずっとうつ病を患ったままでいます。

その前から実両親に自分のやりたいことをことごとく否定され、親の決めた進路先に反抗することもできずにいて自分の感情自体を押し殺していました。

その私がうつ病になったきっかけは大学生になった時に所属した部活で先輩からいじめやセクハラに遭ったことでした。

学校生活のストレスとうつ病

東京大学

同級生の中にはそれがきっかけで大学を中退したという人もいたのですが、私はその嫌な思いを抱えながらも何とか4年間通いました。

しかしながら大学生の頃は常に部活で辛い思いをしていたことから、常に憂鬱な状態で過ごしており部活以外の友人たちが元気がないことを心配していました。

 

大学4年生の頃には先輩は皆卒業して嫌な思いをさせられる原因はなくなったのですが、それでもうつ状態は治らず就職活動も全て失敗してしまいました。

卒業後に何もできずに自宅に引きこもった私の様子を見かねた親が心療内科を受診させてうつ病と診断されたのですが、それからの治療は困難を極めています。

今までうつ病の治療として行ってきた治療は心理療法と投薬ですが、いずれの方法でも改善の兆しが全く見えないままでいます。

心理療法は近隣の大都市の心療内科で行いましたが、1回数万円である上に3回ほど通っても一切効果が見られなかったために途中で受けるのをやめました。

また投薬についてはSSRIや抗不安薬など副作用が強めのものを数年間服用しました。しかし私にとってはいずれも薬も眠気や疲労感などの副作用しか感じなかった上にうつ病自体が改善されていると実感することができずにいました。

そして服用中に自殺未遂をしたり、夜中に一人で無意識にふらふら外に出てしまうという危険な事態にも陥ったことからSSRIと抗不安薬を積極的に勧めてくる心療内科への通院をやめました。

小康状態とうつの繰り返し

サイクル

ただ、長年うつ病を患っている私でも少しの期間だけうつ病が改善された時期がありました。治療中に妊娠し、その間はなぜだかわからないのですがうつ病の症状は落ち着いて周囲から見ても穏やかな人になっていたようです。

私もこのままうつ病は改善して産後の育児には影響を与えないのではないかと期待したのですが、そう甘くはありませんでした。

産後はホルモンバランスの影響と周囲から育児について心ないことを数多く言われたことから産後うつ病を発症してしまい、一時期は育児ができないくらい症状が悪化してしまったことがありました。

うつ病はその後も私のそばにまとわりつき、2人目の妊娠中に切迫早産で入院して医療機関の看護師から心ないことを毎日のように言われたことから症状は悪化しました。

2人目の産後も当然ながら産後うつになってしまい、当時は毎日子どもをどこかに預けてた上で自殺することばかりを考えていました。そして産後から4年を迎える現在でもうつ病になったままでいます。

2年前からは再びうつ病の治療のために心療内科に通院していますが、そこの医師は患者に対して理解があることからSSRIや抗不安薬はできる限り使用せずに漢方薬の服用を許されています。ただ、漢方薬の効果はそれほど顕著ではないことから、もちろん改善することはありません。

うつ病との付き合い方

ハートと聴診器

もう20年もうつ病となっていることから、最近ではうつ病を治すということは諦めてうつ病とどのようにして付き合っていくかということに重きをおくようにしています。

そのためうつ病を治癒するということはもうするつもりはありません。

うつ病があることで時には食事が作れなかったり子どもたちの学校や幼稚園の行事に参加できないこともあるのですが、家族は私がうつ病であるということを知っていることから、いちいち文句を言うこともありません。ただ他の奥さんやお母さんのように上手な手料理を作ったりお弁当を作ったりすることができないことから、家族はかなり不満を抱えているに違いないと思って自分はこのまま家族と一緒に過ごしていいのだろうかという罪悪感を感じることも多いです。そして今40歳になる直前、今度は今までずっと患ってきたうつ病とはまた違った原因によるうつ病になっているようです。更年期を迎え、ホルモンバランスも乱れがちになってそれがうつ病をさらに悪化させてしまいました。そして40歳とこれから人生決して長くないし、新たなことに挑戦したりすることも難しくなってくる時期に差し掛かってきたことから現在は自殺を考える頻度が増えており、調子のいい時には身の回りの物をあれこれ処分してしまうようにしています。うつ病が改善されないからといって死に自ら逃げようとするのはいけないことだと思っていますが、今自分の感情がネガティブで今後平穏に過ごしていくことは難しいと考えていて、無意識のうちに考えてしまうのです。うつ病は一旦かかってしまうと治療するのは難しいことから、できるものなら最初からかからないように予防すべきなのではないかと思うようになり、自分の子どもたちにはうつ病にならないよう行動を制限したり厳しいことを言わないように心がけていきたいと思いました。

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