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自身が鬱病になったことを通して

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今年で31歳の女性で会社員をしています。
私は20歳のときに専門学校を卒業し、公務員になりました。自分の性格や学生時代の自分のおかれていた環境は、
昔から活発とよく言われ、男子と遊び、休み時間は外に行ったり体育館に行ったり、学校が終わってからも児童館に行くか習い事に行っていました。
小学生のときに児童会で体育委員長をしていました。中学生になったからも根本的な性格は変わらず、少しは女性としての恥じらいもでてきたのかもしれませんが、
パワフルな方だったと思います。その時にも生徒会の三役、女子副会長として、リーダー的立場に立っていました。
高校生になってからは、自分がずっと続けていた競技の強豪校に進学したため、部活漬けの毎日でしたが、クラスのルーム長をしたり、部活動では最高学年になった際にキャプテンとなり、実力のトップでい続けようと邁進していました。

突然のからだの異変

傾いた天秤

そのような環境の中で、頑張ることが当たり前、頑張れば結果は必ずついてくる、それ以外は甘えだといった、白黒はっきりしないと気がすまないような性格になっていたのかなと思います。
社会人になり、1年経ったころ、生理が止まりました。少し待てばくるだろうと思っていたのですが来ず、病院に行って薬を飲んで誘発しました。
そうすると来ますが、また次は来ませんでした。それを何度か繰り返していくうちに、もうめんどくさくなり、病院に行かなくなりました。
その間に身体に起きたのは、食欲がなくなったこと、頭の毛が薄くなってきたこと、体重減少、夜寝れなくなってきたことが主な症状です。
なんとなく、自分のバランスがおかしくなってることはわかっていたのですが、それに対しても否定して生活を送っていました。
そして、就職して2年から3年経ったある朝、仕事に行こうと思って目が覚めたんですが、身体が動かなくてどうにもならず休みをもらいました。

正直、自分でもこれはまずいなと思って、その日中に行ける心療内科を探し、行ってみました。
そこでまず出てきたものは、涙でした。涙以外に言葉が出てこなくて子どものように泣きじゃくりました。
そこで言われた先生の言葉に、心が楽になったのか、余計に涙が止まりませんでした。
その時自分が思っていること、全て吐き出し先生から、「一度止まって、ゆっくり休もう。人間にはそういう時間が必要なんだよ」と言われました。

休職中の病院通い

診断書と聴診器

そこから休職に入ったのですが、本当に大変だったのはそこからだったように思います。
病名は、摂食障害と鬱病と無月経で、心療内科と婦人科を通院しながらの療養生活で、一人暮らしだった私はひとまず実家に戻りました。
今まで、仕事をしてしていたり、何かしていた私にとって、急に何もすることがなるなり、休息することが仕事だと言われても、毎日が苦痛でした。
何のために生きているんだろう、周りの人に迷惑をかけていて本当に申し訳ない、、自分が普通ではないと自覚してからは全てが折れたように、
自分を否定し続けていましたし、泣くことも笑うこともなくなってしまいました。
その中で救われたのは、親と職場の方たちの言葉です。
皆さんに口をそろえて言っていただけたのが、「まだ若いんだから、何度でもやり直せるよ。ィアマンで頑張ってきた分の充電期間だと思って。」
と言われ少し心が軽くなった気がしました。まずは自分にできることからと思い、規則正しい生活を送ること、実家の料理担当になったこと、
病院にもちゃんと通いこと、で割と当たり前のことなんですが、それができることがすごいことだと思って自分を褒めるようにしていきました。
2歩進んでは1歩下がる、、という生活を続けながら自分の体調や様子を客観的に、身近に親や先生に判断してもらい徐々に生活を変えていきました。
薬を飲んでも注射をして思うように来なかった生理も薬を飲んだら、周期も安定してきはじめたりしたので、先生の指示で投薬を辞めて、次の月に自力で生理が何年かぶりに
来た時には、飛んで喜んで、やっと普通の状態に戻ってきたのかなと自信にもつながりました。
そうして、小さな自信の積み重ねで迷いながらも、体調を崩して休職に入ってから5年ほど経ったとき、自分でも、体調崩した時の自分をある程度受け入れらえて前の自分よりも
パワーアップしたかなと思うぐらいまで復活しました。

自分だけの力でも立ち直れる

光に向かう女性

現在は心療内科系も婦人科系も通院していませんし投薬は受けていません。普通に仕事をして一人で生活しています。
思い出すとまだ後悔は完全にはなくなりませんし、これからもそうだと思います。それを抱えながらいきていかないといけないと思ってます。
ただ、自分という人間がどういう人間で、どこが弱い部分なのかがわかって、生き方が下手だったのが、少し改善された経験をしましたし、
誰しもが経験しないことを経験したので、その部分は大きな収穫だったなと思っています。
ここまで回復した自分を褒めてあげてます。笑
やっぱり私は強い人間だったなと。

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