うつ病克服体験記

うつ病は長いつきあいになります

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私は42歳、男性、会社員です。
家族は同い年の妻と、9歳の息子がいます。
9歳の息子は重度の知的障がいがあり、日々苦労しながらの生活となっています。
私の性格は非常にチキンな性格で、なにかあると、次の日まで悶々とした日々をすごすほど、ひきずるタイプです。
うつ病と診断されたのは、30代後半のときです。
30代後半から単身赴任になったのですが、もともとネガティブシンキングな性格な上、独りでの生活なので、どんどんうつ病になっていきました。

うつ病と仕事への影響

オフィス
仕事が忙しく、全身に蕁麻疹ができるほどでした。
また自宅は東京にあるのですが、単身赴任先が長崎であったため、往来が非常に大変でした。
仕事は忙しかったのですが、やりがいはそれなりにありました。
ただし、対人関係の仕事がおおく、ほぼクレーム処理ばかりでした。
もともと対人恐怖症の気質があったので、クレーム処理ばかりの毎日をすごしていると、どんどんと自分がいやになっていき、うつ状態が激しくなってゆきます。
単身赴任先の長崎には3年ほど暮らしました。
会社に息子が重度の障がいがあることを理由に東京の自宅から仕事先にいける場所に転勤希望を出しましたが、つぎの転勤先は茨城県でした。
また単身赴任です。
単身赴任はトータルで6年間でした。
つぎの転勤先の茨城県でも仕事がいそがしく、対人恐怖症がどんどん悪化してゆきます。
それでも仕事を休むようなことはしませんでした。
長崎のときと比較して、茨城から東京の自宅までの往来はそれほど大変ではありませんでしたが、家に帰ると、知的障がいの息子と対峙する時間がながくなり、過酷な現実をつきつけられます。
当時、仕事も忙しく、息子の状態もよくなかったので、一家で無理心中をしようと考えたこともありました。
しかし、それではこれから楽しく過ごすことができるようになる可能性をつぶすことになってしまうので、すんでのところでやめました。
死んでしまえば、すべてが楽になるのですが、それではあまりにも息子や家内が不憫でなりません。

改善と悪化の繰り返し

長い道のり
一念発起して今の状態をよりよくすべく、がんばるようにしました。
そのことが自分に追い討ちをかけて、より、うつ病を悪化させる原因になっていったのですが。
次の転勤先は千葉県でした。
千葉県ですと、東京の自宅から仕事場まで通うことができます。
6年間の単身赴任生活がついに解消することになりました。
これまで単身赴任中の家が私が障がいをもつ息子から逃げている唯一の場所だと思い込んでいたのですが、実際に単身赴任解消になって家族で過ごしてみると、
非常に幸せな気分になりました。
やはりうつ病の人は一人では生きていけません。
家族のサポートがないと自害してしまうほど、自分を追い込んでしまいます。
つらいながらも、楽しい家族生活が送れるようになりました。
しかし、転勤先の千葉の事務所では奇人変人が多く、自分勝手な上司がすべてであって、自分にすべての仕事が振ってきます。
それで、またうつ病が重症化してしまいました。
自分でも振られた仕事はすべて完璧にこなそうとする性格なので、夜中まで仕事をがんばっていたのですが、あるとき、体が動かなくなりました。

クリニック通院は解決への糸口です

聴診器と診察書
これでは自分が完全に壊れてしまうと思い、心療内科に通うことにしました。
ネットでも評判が良い、足立区綾瀬のヒガノクリニックというところを主治医にすることにしました。
先生は私の家庭の状況や仕事の状況などを熱心に聞いてくれました。
そこで処方された薬を1年間、飲み続けているのですが、非常に体調が落ち着いてきました。
以前は薬の副作用が強く、常に眠くなる状況が続いていたのですが、半年ほどすると、眠くならなくなり、精神状況も落ち着いてきました。
勇気を出して心療内科に通ってよかったと思っています。
会社にも正直に心療内科に通っていることを申告しています。
またそれにより、仕事ができる上限を自分で設けて、自分がパンクしないように心がけています。
苦手な上司ばかりの職場ですが、自分の中で何とか咀嚼してネガティブシンキングにならないように心がけています。
また、会社のテレワークを利用して家で仕事をする制度を利用しています。
これで嫌な上司から距離を置くことができます。
実際にテレワーク制度を利用してからは、精神状態が非常に上向いています。
いやな上司が転勤でいなくなってしまえば、テレワークの頻度を下げていきたいと思っています。
うつ病は完治しないデリケートな病気です。
1人で抱え込んでしまうと、本当に自殺しかねない恐ろしい病気です。
私は幸いにも家族がいるので、妻に逐一状況を相談し、完全に落ちてしまわないように心がけています。
とにかく気分をリフレッシュして、いやなことを引きずらないことがうつ病とともに生きていくポイントです。
薬と、ポジティブシンキングでこれからもうつ病と付き合って生きたいと思っています。
うつ病になることで、本当に家族の大事さに気づかされました。

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